簡単なまとめ
このドキュメンタリーは、カルビーとサンコーという2つの企業が、消費者の潜在的なニーズを掘り起こし、革新的な製品を生み出す過程を追っています。カルビーは、既存の主力商品が対応できていない食シーンに着目し、新たな素材や「匂い」対策商品に挑戦します。一方、サンコーは、大手メーカーがカバーしきれないニッチなニーズに応えるため、ユニークな家電製品の開発に力を入れています。
- カルビーは、消費者への徹底的なインタビューを通じて、見落とされていたニーズを炙り出します。
- サンコーは、社員全員がアイデアを出し合い、市場の隙間を狙った製品を開発します。
ヒット商品 誕生前夜~あなたの「欲しい」を掘り起こす~
近年、消費者のニーズが多様化し、大ヒット商品が生まれにくい状況の中、カルビーは、生活の中にある「食シーン」を細かく分類し、それぞれのニーズを徹底的に分析しています。その結果、主力商品が対応できていない多くの食シーンを発見し、じゃがいも以外の素材や、広島の研究所での一般市民へのインタビューを通じて、「匂い」対策商品の開発に着手しました。
日常に潜むニーズを掘り起こせ!王者カルビーの新戦略
カルビーは、1949年の創業以来、「かっぱえびせん」や「ポテトチップス」などの大ヒット商品を世に送り出してきましたが、近年は新たなヒット商品を生み出せずにいます。そこで、マーケティングチームは、生活の中にある「食シーン」を細かく分類し、それぞれのニーズを徹底分析。その結果、多くの食シーンで主力商品が対応できていないことが判明しました。広島の研究所では、一般市民へのインタビューを通じて、見落とされていた消費者のニーズを炙り出し、「匂い」に関する商品の開発を進めています。
“あったらいいな”を追求する「一芸家電メーカー」
サンコーは、「弁当炊飯器」や「食洗機」など、ユニークな家電で人気を集めるメーカーです。大手メーカーが作らないニッチなニーズに応える製品を開発しており、秋葉原のオフィスでは、試作段階の商品が多数存在します。山光博康社長は、社員と共に家電量販店を訪れ、大手メーカーの製品がカバーしきれていない隙間を探しています。コロナ禍で生まれたニーズに応えるため、新人社員の向後栄さんが、一人暮らし向けの小型電気フライヤーの開発に取り組んでいます。少量の油で揚げられ、油の処理が簡単なフライヤーを目指し、細部までこだわった製品開発を行っています。

