0:02 皆さん こんにちは 産業 政策 と 産業 構造 の 1 回 目 です 今日 から 講義 始まり ます けれども この 講義 できる だけ 皆さん に 分かり やすく 面白く し たい という ふう に 考え て い ます で は パワー ポイント を 共有 し ます 今日 は 揺れ動く 世界 の 産業 という こと で 、 今 世界 の 産業 界 、 社会 経済 と 言っ て も いい わけ です けれども 、 何 が 起き て いる の か という 話 を し たい と 思い ます 。 もちろん 皆さん 日々 の ニュース
0:47 で イラン 情勢 です ね 。 アメリカ と イスラエル による イラン 攻撃 、 それ の 後 に 起き た ホルムズ 海峡 の 封鎖 、 それ が 世界 の 経済 に ものすごく 大きな 動揺 を 与え て い ます 。 それ について も 今日 は 少し お話 し たい と 思い ます が 、 根本 的 に は 今 世界 で 起き て いる 産業 について 、 その 背景 構造 と 歴史 、 そういった もの も 含め て お話 し たい と 思い ます 。 まず この 抗議 の 狙い な ん です けれども 、 産業 政策 と は 何 か これ は 皆さん にとって は あまり 関心 が 持て ない テーマ かも しれ ませ ん けれども 実は これから 先 皆さん が 就職 し て 仕事 を 始め た とき に
1:33 産業 という 言葉 の 持つ 意味 を だんだん と 認識 し て くる ん じゃ ない か と 思い ます 今 の うち から この 産業 について 少し 認識 を 持っ て おく という こと が 仕事 を うまく 進め て いく 上 で 役に立つ という ふう に 思い ます 産業 という の は です ね 一般 的 に 言う と 製造 業 だ から 物 を 作る こと です よ ね 自動車 を 作っ たり パソコン を 作っ たり スマート フォン を 作っ たり あるいは 鉄 を 作っ たり 石油 化学 製品 を 作っ たり こう いっ た もの が 産業 という イメージ が あり ます けれども もちろん サービス 産業 という の も あり ます これ は 本当に 多様 な ん です けれども 教育 も そう です し 飲食 店 あるいは
2:20 銀行 だ とか ノンバンク だ とか 証券 会社 そういった もの も 含め て サービス という の も 産業 の 一部 に 含ま れ ます 産業 政策 という の は そういった もの を 束ね て 一 国 の 経済 を どういう 方向 に 導い て いく か そういう 政策 の こと を 言い ます 今 高市 さ ない 政権 昨年 でき た 女性 初 の 首相 高市 さん の 政権 が いろいろ な 経済 政策 これ は 従来 の 伝統 的 な 政策 より 少し 過激 と いう か 前向き と いう か かなり 斬新 な 面 も
3:05 あり ます それ を 略し て サナエノ ミクス という 言い方 も し て い ます けれども こう いっ た もの も 産業 政策 に 含ま れ て き ます 特に 高市 政権 の 場合 は 経済 安全 保障 、 これ は さっき の イラン 危機 と 関係 し ます けども 、 エネルギー を いかに 日本 の ため に 確保 する か 、 あるいは エネルギー に 関連 し た 産業 を いかに うまく 動かし て いく か 、 と いっ た こと を 考える 経済 安全 保障 政策 、 これ も 産業 政策 の 重要 な 要 に なり ます 。 そして 今 世界 の 産業 に 何 が 起き て いる の か 、 これ が この 抗議 全体 を通して 私 が
3:50 問いかけ たい テーマ です これ は グローバ リゼーション の 入り 戻し という の が 私 の キーワード な ん です けれども 1990 年代 に 始まっ た 世界 が 一体 化 し て いく グローバ リゼーション という もの が 今 キロ に 立っ て い て 行き過ぎ た グローバ リゼーション を 戻そ う という 動き が 出 て い ます これ は まさに アメリカ の トランプ 大統領 が やっ て いる こと の 一つ で あり ます し 多く の 主要 国 日本 を 含め て グローバ リゼーション に対して 少し 戻さ なけれ ば いけ ない かつて の 状況 に 戻し た 方 が 良い 面 も ある という 考え方 が 出 て き て い ます その 中 で 大きな キーワード として は 米 中 対立 地政学 リスクグ ローバル サウス そして 地球
4:35 温暖 化 を 中心 と する 環境 問題 が ある と 思い ます で 注目 し たい テーマ 、 これ 今 産業 界 、 ものすごく 大きな イノベー ション の 波 が 起き て い ます 。 皆さん も 日々 使っ て いる だろ う AI です ね 、 人工 知能 、 あるいは 半導体 、 AI を 支え て いる の は 半導体 です し 、 そして また モビリティ 、 移動 手段 の 中 で いう と です ね 、 車 の 世界 で 大 変革 が 起き て い ます 。 EV の 波 です よ ね 。 これ は 先 ほど の イラン 危機 と 絡ん で き ます 。 石油 価格 が 高騰 する こと によって EV の 方 が 経済 的 に 有利 だ という 判断 が また 再び 高まっ て い ます から
5:20 EV の 急 が 加速 し て いく でしょ う 。 そして エネルギー や 環境 問題 これ は 単に エネルギー を 供給 する 調達 する と いう だけ で は なく て 環境 と 結びつい て い ます 。 化石 燃料 、 石油 とか 石炭 とか 天然 ガス を 燃やせ ば 必ず 二酸化炭素 を 排出 し ます 。 二酸化炭素 は 皆さん ご存知 の 通り 地球 温暖 化 の 原因 に なっ て い ます 。 です から この エネルギー と 環境 という の は 背中合わせ の 問題 です 。 そして マネー 、 マネー という の が 産業 と どう かかる の か 。 先ほど サービス 産業 の 中 に 金融 が 含ま れる と 言い まし た けれども 、 企業 が 投資 を する とき 、 それ は お金 が 必ず 必要 です 。 工場 を 建てる とか 新しい
6:05 技術 を 開発 する ため の 研究 開発 を する とか あるいは どこ か 販売 の ため の 拠点 を 作る とか 倉庫 を 作る とか その マネー の 動き という の は 製造 業 を 支え て い ます し また 製造 業 が 生み出し た マネー が 世界 の いろいろ な 市場 に 投資 さ れ て 新しい 動き 価値 を 生ん で いく という こと です ね この マネー の 話 も 少し し たい と 思い ます これ が 概ね この 講義 産業 政策 と 産業 構造 の 狙い です この 講義 の 進め方 です けど 皆さん が 一番 気 に なる の は 出席 です よ ね レスポン を 取り ます レスポン は 皆さん ご 承知 の 通り 9 桁 の 数字 です よ ね この 9 桁 の
6:50 数値 を 3 桁 ずつ 最初 真ん中 最後 という ふう に 分け て この 講義 中 に 私 が 口頭 で レスポン の 番号 を 3 桁 ずつ 言い ます 最初 の 3 桁 は と か です ね 真ん中 の 3 桁 は 最後 の 3 桁 は という ふう に 言い ます です から この 講義 を 聞く とき に です ね 必ず この 私 が 言う レスポン の 番号 を 書き取っ て そして その 期間 中 に です ね この 講義 の ビデオ は 1 週間 視聴 でき ます ので その間 に レスポン を し て ください はい
7:36 では ここ で 言い まし た ので 最初 の 3 桁 です ね レスポン の 9 桁 の 最初 の 3 桁 今回 は 174 です 174 はい では 本題 に 入り ます 今 アメリカ の ドナルド トランプ 大統領 が 世界中 に いろんな こと を 引き起こし て いる 非常 に 混乱 を 生じ させ て いる と 言っ て いい と 思い ます イラン の 話 は 後ほど し ます けれども まず トランプ 大統領 が 昨年 2025 年 に 第 2 期 目 の 政権 として 就任 し た とき に 積極 的 に 始め た こと と
8:21 いっ たら 皆さん 覚え て いる 通り トランプ 関税 です よ ね これ によって 世界 の 貿易 体制 が 非常 に 大きく 動揺 し まし た この トランプ 関税 の メイン の ターゲット は 何 だっ た か と いう と 中国 です 産業 国家 として 台頭 し た 中国 を いかに 抑制 し て いく か なぜ 中国 を 抑制 しよ う という こと に なっ た の か は 後で お話 し ます けれども やはり 中国 が 劇的 に 台頭 し て アメリカ の 脅威 に なっ て き た 産業 の 面 で も 軍事 の 面 で も アメリカ の 脅威 に なっ て き た という こと が 大きな 要因 です 中国 自身 に も 大きな 問題 が あり ます 市場
9:07 主義 とか 自由 経済 の 体制 と は 異なる やり方 政府 が 全部 を コントロール し て 民間 企業 も 含め て ある 方向 に 導こ う と する 市場 の 中 の 自由 な 動き で は なく て 国家 が 統制 し た 動き を しよ う と し て いる これ は ある 意味 で は やはり 世界 の 体制 現状 の 自由 貿易 体制 とか 自由 経済 そういった 市場 主義 といった もの と は 異なる 考え方 で あっ て これ に対して やはり アメリカ や 主要 国 は 反発 し て いる し 大きな 問題 を 持っ て いる と その 大きな 問題 の 一つ は 中国 が あまりに 過剰 な 生産 を し て いる 中国 の 国内
9:52 市場 で は 使い 切れ ない よう な 過剰 な 生産 を し て その 残っ た もの 過剰 に なっ た もの を 世界中 に ダンピング 輸出 し て いる これ が 中国 の 過剰 生産 問題 と 呼ば れる もの です これ は 今 世界 にとって 大きな 脅威 に なっ て い ます し その 解決 に 向け て 世界 が 動い て いる と 言っ て いい と 思い ます 同時に この 理由 の 中国 が 台頭 し て 過剰 生産 を 生み出し て いる 理由 の 一つ に は これから 順次 お話し し ます けれども アメリカ や 主要 国 主要 国 と いう と 日本 とか ヨーロッパ の 国 から 製造 業 の 工場 生産 拠点 が 流出 し て アジア や 特に
10:38 中国 に 集中 し て 中国 の 過剰 生産 の 要因 に なっ た という こと です ね もちろん 今 外資 の 中国 企業 の 中国 における 拠点 は だいぶ 撤退 し て 中国 の 地元 の 企業 です ね 中国 企業 が この 過剰 生産 を 生み出し て いる という 構造 に なっ て い ます そして 3 番目 皆さん も 聞い た こと ある 通り 曲がっ て いる 言葉 が あり ます よ ね Make Amer ica Great Again という 言葉 です これ は トランプ 大統領 が 2 期 目 の 政権 の 時 の 大統領 選挙 の キャンペーン で 使っ た 言葉 です よ ね そして この マガ という 言葉 が 一つ の 支持 層 の グループ の 代表 の 名前 に も なり まし た
11:23 つまり マガ 派 と 呼ば れる よう な 人 たち が いる という こと です これ は Make Amer ica Great Again アメリカ を もう一度 偉大 な 国家 に しよ う という 考え方 です 中国 や 東南アジア など に 流出 し た つまり 移転 し て しまっ た 工場 を アメリカ に 戻そ う という 動き とも つながっ て い ます なぜ 工場 を アメリカ に 戻そ う と する の か と いう と です ね アメリカ の 中 で 失業 拡大 し 特に 白人 層 の 雇用 が 失わ れ て それ によって アメリカ の 健全 性 を 保つ 中流 層 が 減少 し て しまっ た この 中流 層 を 復活 さ せ なけれ ば アメリカ という 国 の
12:08 偉大 さ は 戻ら ない という こと で この 中流 層 の 復活 という の が トランプ 政権 の 大きな 鍵 に なっ て いる から です そして 中流 層 が 復活 すれ ば 消費 が 拡大 し て アメリカ の 経済 は 再び 世界 で も トップクラス の 成長 とか 存在 感 を 持つ だろ う という こと です よ ね 消費 と いう と 日本 も 含め て どこ の 国 にとって も 経済 の 一番 大きな 原動力 エンジン に なっ て い ます アメリカ の 場合 特に 70 数 % が GDP の 70 % 以上 が 消費 個人 消費 です から この 消費 の 拡大 という の は 非常 に 大きな 意味 を 持っ て い ます 今 起き て いる イラン に対する 攻撃 です ね ホルムズ 海峡 を
12:53 解放 する とかいう 話 です けれども イラン 攻撃 は イメージ で いう と アメリカ の 軍事 力 の 強 さ という の を 世界 に 示す 上 で は マガハ が 喜び そう な 話 という ふう に 考え られる ん です けれども 一方 で 膨大 な 軍事 費 を 投入 し て いる わけ です したがって それ は 本来 なら アメリカ の 消費 者 が 受ける べき 恩恵 を イラン 攻撃 に 使っ て しまっ て いる です から これ は メーカー アメリカ グレート アゲン に なら ない だ から 反 マガ の 動き で ある という 考え方 が 強まっ て い ます です から トランプ 大統領 を 支持 し て き た 中核 の マガ 派 は 今回
13:39 の イラン 攻撃 に対して 非常 に 冷ややか あるいは 一部 で は 反対 を し て いる という こと です よ ね マガハ が 言っ て いる の は 米国 以外 の こと は あまり 関心 を 持た なく て いい 中国 とか 台湾 の 問題 は どう なっ て も いい ヨーロッパ も どう なっ て も いい ウクライナ が ロシア に 占領 さ れ て も いい とにかく アメリカ は 自分 たち で 築い た 富 を アメリカ 国民 の ため だけ に 使お う それ が 不 介入 主義 という こと です よ ね これ は 1820 年代 に アメリカ の 大統領 で モンロー さん という 人 が い まし た 。 モンロー さん が 唱え た モンロー 主義 、 すなわち アメリカ は 他 の 国 の こと に は 介入 し
14:24 ない から 、 アメリカ に も 介入 し ない で くれ という ふう に ヨーロッパ の 国 に 言っ た こと を モンロー 主義 と 言い ます 。 孤立 主義 という ふう な 言い方 も さ れ ます 。 これ と ドナルド ・ トランプ の ドナルド を 合わせ て 、 新しい アメリカ の 孤立 主義 、 鈍 牢 主義 という 言葉 も 今 生まれ て い ます いずれ に せよ トランプ さん が 世界 の 混乱 の 一つ の 目 に なっ て しまっ て いる という の が 現状 です さて アメリカ と 中国 の 対立 が 非常 に 厳しい という 話 は 皆さん ご 承知 の 通り です アメリカ の 反発 という の は 何 から 来 て いる か と いう と 対 中 貿易 赤字 から 来 て い ます つまり 中国 は あまりに
15:09 生産 力 しか も 非常 に コスト 競争 力 の 高い 製品 を どんどん 作っ て それ が アメリカ の 市場 に 流入 し た アメリカ の 企業 の 衰退 を 招い て いる という こと で これ に対する 反発 は ほぼ やはり 多く の アメリカ 人 に 共有 さ れ て いる こと です これ が 何かと いう と この グラフ は アメリカ の 対 中 貿易 赤字 あるいは 対 中 貿易 つまり 輸出 と 輸入 です よ ね の 動き を 示し た もの です ちょっと 分かり にくい ん です けど これ を 示す と です ね ちょっと 待っ て ください この 青い グラフ の 上 の 方 です ね これ は 輸出 と 輸入 が 表示
15:54 さ れ て い ます 青い 薄い 青 です ね スカイ ブルー が 中国 から の 輸入 です 濃い 青い ネイビー ブルー が 青 が この アメリカ の 対 中 輸出 です アメリカ の 輸出 と アメリカ の 輸入 これ 中国 と の 貿易 における アメリカ の 輸出 と 中国 から の 輸入 という こと を 示し て い ます つまり 上 の 棒グラフ で ネイビー ブルー と スカイ ブルー の 差 が これ が アメリカ の 貿易 赤字 これ は 輸出 が 増えれ ば 貿易 黒字 に なる わけ です けども ほとんど 現状 で は 貿易 赤字 が 続い て い ます ので スカイ ブルー の 棒 の 方 が 長い です よ ね
16:40 この 差 が 下 の ところ に 表示 さ れ て いる 赤 いも の つまり 貿易 赤字 アメリカ の 対 中 貿易 赤字 額 に なっ て い ます ここ で 貿易 と いっ て も です ね 実は 貿易 に も 何 種類 も あり ます 皆さん に 馴染み が 一番 ある の は 物 の 貿易 です よ ね これ は 自動車 を 輸出 し たり 鉄鋼 製品 を 輸出 し たり パソコン 輸出 し たり スマ ホ 輸出 し たり あるいは 衣類 です よ ね 着る もの 医療 品 輸出 し たり とか 様々 あり ます こう いっ た ものの 貿易 の 話 です それ 以外 の 貿易 と いっ たら サービス 貿易 と いっ て 例えば 皆さん が アップル から 何 か ダウンロード し て 有料 の コンテンツ を 買う
17:25 とか あるいは ネットフ リックス から 契約 する と か こう いっ た アメリカ の サービス 産業 から ネット で デジタル で 物 を 購入 し た 場合 それ は この 物 の 貿易 に は 現れ ませ ん それ は サービス 貿易 で 別 の 統計 に なっ て き ます あと は 投資 つまり 資本 貿易 です ね 資本 の 移動 という の が あり ます 日本 の 企業 が アメリカ の 国債 を 買う とか アメリカ の 土地 を 買う とか 企業 を 買収 する と か こう いっ た 資本 の 移動 という の が あり ます です から 貿易 と いっ て も 物 とか サービス とか 資本 とか そういう もの が ある という こと です ね 皆さん が 観光 旅行 に 行け ば それ は サービス 貿易 の 中 に 入っ て
18:10 き ます アメリカ に 行っ て 物 を 買う 大谷 翔 平 が 出る 試合 を 観戦 に 行く そう する と チケット を 買っ た 今 アメリカ の 野球 の チケット 非常 に 高い ので 500 ドル し まし た とか です ね それ は アメリカ で 買っ た もの は 結果 的 に は 日本 が アメリカ から サービス を 購入 し た という こと に なり ます から サービス 貿易 に なり ます いずれ に せよ 今回 は これ 皆さん に お 示し し て いる の は 物 の 貿易 です 輸出 という の 差 です よ ね 物 の 輸出 という の 差 パソコン だっ たり スマ ホ だっ たり 自動車 だっ たり する もの です これ は 2018 年 に トランプ 大統領 が 最初 に 大 規制 権 の 時 に 対
18:56 中 貿易 摩擦 を 始め た と いう か 対 中 貿易 赤字 を 縮小 しよ う として 様々 な 活動 を 始め た とき その 2018 年 の 貿易 赤字 は こんなに 大きかっ た です この ところ で 下 に 出 て いる 赤字 額 で すね 4000 億 ドル 以上 これ 単位 は 億 ドル です から マイナス 4000 億 という こと です 4000 億 ドル 以上 の 赤字 が 出 て い た アメリカ は 中国 一 国 に対して 4000 億 ドル の 貿易 や 赤字 を 抱え て い た わけ です が 、 これ 非常 に 深刻 な 問題 です 。 これ を 減らそ う という こと で 、 トランプ さん は 中国 から の 輸入 品 に 高い 関税 を かけ たり し て い
19:41 まし た 。 この 時点 で は 中国 だけ が 対象 に なっ て い た わけ です けれども 、 2025 年 に 復活 し た とき 、 彼 は 中国 だけ じゃ なく て 日本 や ヨーロッパ や 韓国 や 東南アジア の 国 に 、 タイヤ フィリピン や そして インド など も 含め て トランプ 関税 という の を かけ まし た かなり 大きな 同様 を 世界 の 貿易 に 与え た わけ です けれども そういった アメリカ の 貿易 赤字 を 減らす 努力 という の を トランプ さん は 一生懸命 やっ て い た わけ です 中国 だけ に 関し て みる と 2018 年 に 4000 億 ドル 以上 あっ た 貿易 赤字 が 2025 年 去年 は なんと 2 千
20:28 億 ドル を 割る よう な 規模 に まで 縮小 し まし た 。 縮小 し た 理由 は 、 これ を 見 たら わかり ます けど 、 右側 の スカイ ブルー の 棒 、 つまり アメリカ が 中国 から 輸入 し て いる 金額 が 急激 に 減っ た から です 。 なんと この 2018 年 から 2020 年 の 7 年間 で 、 2 千 3 百 億 ドル の 輸入 が 減り まし た 。 これ は 中国 にとって は 大 打撃 です よ ね 。 アメリカ に 輸出 4 千 億 ドル 、 5000 億 ドル ぐらい に 吸っ て い た もの が 半分 の 2500 億 ドル ぐらい に 減っ て しまっ た わけ です から 中国 の 企業 が ダメージ を 受け て いる の は 当然 の こと です この 貿易 赤字 が 縮小 し た 中国 から の 輸入 が 減っ た こと
21:13 によって アメリカ の 貿易 赤字 は 対 中 貿易 赤字 が 縮小 し て なんと 2000 億 ドル を 切る よう に なっ た 2018 年 と 比較 する と 2168 億 ドル も 縮小 し た という こと です ね 率 で いう と 2018 年 と 25 年 です ね 失礼 し まし た アメリカ の 中国 の 輸入 は 2018 年 と 2025 年 で 比べる と 42 % も 縮小 し た し 貿易 赤字 で 見る と 48 % も 縮小 し まし た これ が トランプ 大統領 の 行っ た こと の 一つ です で 今 先 ほど 申し上げ た の は イラン の 対する 攻撃 これ も
21:58 トランプ 大統領 の ある 意味 で は グローバ リゼーション を 見直す という 動き の 一つ な の かも しれ ませ ん けれども 極めて 残虐 で あり 危険 な 行為 だ という ふう に 世界 は 見 て いる わけ です なん で やっ た か と いう と これ は 何 と いっ て も イスラエル が アメリカ に 働きかけ た わけ です イスラエル は なぜ アメリカ を 動かし て イラン を 攻撃 さ せ た か と いう と 、 イスラエル にとって イラン が 最も 危険 な 敵国 だっ た という こと です 。 なぜ 危険 か と いう と 、 イラン は 核 開発 能力 を 持っ て い た 。 東アジア で は 今 、 北朝鮮 の 核 開発 問題 が 非常 に 深刻 な テーマ に なっ て い ます 。 一つ の 国
22:43 が 核 を 持つ と 、 その 周辺 の 国 が 危険 に さらさ れる 。 対抗 上 他 の 周辺 の 国 も 核 開発 を する という こと は 世界 は どんどん 核 装備 を し た 国 が 増え て しまう 今 核兵器 廃絶 とか 核 不 拡散 という こと が 言わ れ て いる わけ です けれども それ に 反する 動き という こと な ん です ね です から イスラエル は イラン が 核兵器 を 開発 する こと を 恐れ て いる し それ を 何とか し て やめ させよ う と し て いる これ が 根幹 に ある こと です ちなみに 私 は 以前 新聞 記者 を やっ て い まし た 日経新聞 で 32 年
23:31 ジャーナ リスト として 活動 し て き まし た から 最初 の 海外 駐在 の 3 カ所 中東 と ロンドン と 北京 中国 です ね その 3 カ所 あり まし た けど 最初 の 中東 の 地域 に 行っ た 時 は バーレーン という ところ に い た ん です ね みんな 皆さん 今 ニュース で バーレン の いろんな 施設 が イラン の ミサイル で 攻撃 さ れ た とか です ね バーレン に は アメリカ の ペルシャ ワン の 中 の 艦隊 の 基地 が あり ます 非常 に 重要 な 基地 な ん です けども そういった 場所 に かけ て い まし た 私 が 駐在 し て い た 当時 は バーレ ン という の は 金融 都市 でし た 世界中 の 銀行 主要 な 銀行 とか 日本 の 銀行 や 証券 会社 も たくさん
24:16 来 て 集まっ て い まし た 私 が 行っ た 時 だけ で バーレン に 外国 の 金融 機関 が 320 社 い まし た 。 日本 の 金融 機関 、 証券 会社 合わせる と 30 数 社 い まし た 。 私 は その 中東 における 金融 の 取材 を し たり とか 、 もちろん 周辺 は サウジア ラビア とか クエイト とか UAE とか カタール とか 、 3 位 国 、 3 月 国 でし た から 、 その エネルギー の 取材 も し て い まし た 。 そういった 懐かしい 場所 な ん です けども 、 イラン も その 一つ の イラン に は 日経新聞 テヘラン の 主 局 が あり まし た けれども 時々 私 も テヘラン の 主 局 に 手伝い に 行っ たり し て い まし た イラン 自身 は とても 歴史 の ある
25:02 美しい 国 で テヘラン という 街 も ちょっと 大気 汚染 は ひどい です けれども 美しい 街 です 坂 の 街 と 言わ れる よう に 高原 で 町 の 中 の 高低 差 が 大きい 都市 です ね イスラエル が イラン を 恐れる 理由 は つまり イラン の 能力 の 高 さ という こと です ね 科学 技術 力 も 非常 に 高い です 独自 に 核 開発 を する だけ の ポテンシャル を 持っ て いる イラン は イスラエル に対して イスラエル を 殲滅 する という こと を 標榜 し
25:47 て いる という こと も あっ て です ね イスラエル は イラン を 最も 警戒 し て いる という こと です で じゃあ アメリカ が なぜ 巻き込ま れ た か と いう と 皆さん ご 承知 の 通り アメリカ における イスラエル 系 つまり ユダヤ 系 の 人 たち の 影響 力 の 大き さ が あり ます 政治 力 経済 力 が 極めて 大きい という こと です ね です から 今 の トランプ 政権 も ユダヤ ロビー に 動かさ れ て いる という 面 が あり ます で まあ あの トランプ 大統領 の 家族 の 中 に も ユダヤ 系 の 方 が いらっしゃい ます 。 そして ユダヤ 系 と いえ ば 、 何 と いっ て も 銀行 とか 証券 会社 、 投資 銀行 、 こう いっ た 金融 界 と 、 あと
26:32 エンター テインメント 産業 、 これ は 皆さん が 見 て いる 、 さっき の ネットフ リックス で は あり ませ ん けど 、 ハリウッド とか です ね 、 そういった ところ の エン タメ 産業 を 支配 し て いる と 言っ て いい と 思い ます 。 莫大 な 政治 献金 を し て アメリカ の 政治 を 動かし て いる という の が 背景 に あり ます 一方 トランプ 大統領 として も エネルギー 産業 を これから 先 さらに 強化 する とき に ロシア は もちろん ライバル です けれども 中東 三 位 国 サウジア ラビア とか も 大きな ライバル に なり ます か つて は サウジア ラビア と アメリカ が 非常 に 仲 が 良かっ た 密 月 関係 な ん です けれども やっぱり だんだん と です ね この
27:18 サウジア ラビア の 発展 と アメリカ の マシエル 革命 による エネルギー 産業 の 復活 によって です ね ライバル 関係 が 詰まっ て き た と 言っ て いい と 思い ます ちなみに アメリカ という の は 石油 と 天然 ガス の 両方 で 生産 量 世界 トップ です 石油 に関して 言う と サウジア ラビア が 2 番目 で ロシア が 3 番目 といった ところ です 天然 ガス において は アメリカ トップ で 2 位 が ロシア で 3 番目 が カタール です 。 ただし 輸出 し て いる 量 で いう と カタール が 圧倒的 に 大きい です 。 カタール と オースト ラリア が 天然 ガス 輸出 で は 大きい 存在 です 。 という こと で です ね 、 実は トランプ 大統領 に とっ て みる と 中東
28:04 に対して は エネルギー の 面 で 競合 関係 が 生まれ て き て いる という 背景 も 一つ ある と 言っ て いい と 思い ます 。 さて ちょっと 話 が 長く なっ て ます けども 少し 面白い 話 を し ましょ う か 皆さん トランプ 大統領 ちょっと もう 高齢 で 言っ て いる こと が 時々 混乱 し て いる 感じ も あり ます けれども トランプ 大統領 実は 1946 年 生まれ です 1946 年 生まれ の 人 たち の こと を ベビーブ ーマー と 言い ます ベビーブ ーマー という の は すなわち その 前 の 年 1945
28:49 年 に 第 二 次 世界 大戦 が 終わり まし た 。 1945 年 の 春 に ドイツ が 降伏 し 、 8 月 15 日 に 日本 が 降伏 し て 第 二 次 世界 大戦 が 終わっ た わけ です 。 兵隊 たち が 故郷 に 戻り 、 そして 家族 を 持っ た の が 1946 年 。 ですから 1946 年 47 年 48 年 という の は どこ の 国 で も 世界中 で ベビーム ーマー と 呼ば れる 出産 ブーム が 起き て い ます 非常 に 新 政治 が 多かっ た という こと です ね 実は トランプ 大統領 は 46 年 の 6 月 まで 皆さん あんまり 覚え て ない かも しれ ませ ん けれども
29:35 クリントン 大統領 とか ブッシュ 大統領 という の も 同じ 46 年 生まれ でし た です から なんと 第 42 代 大統領 の クリントン さん 第 43 代 大統領 の ブッシュ さん ブッシュ さん は お父さん も 大統領 を やっ て い まし た そして 45 代 そして 47 代 を 2 期 やっ た トランプ 大統領 も 46 年 くしくも この ベビーブ ーマー 世代 が 3 代 の 大統領 に なっ た という こと です ね この 人 たち の 特徴 は 何かと いう と 青春 時代 つまり 10 歳 から 20 数 歳 まで の 間 が なんと 黄金 の 60 年代 と 呼ば れる アメリカ の 全盛期 だっ た わけ です アメリカ の 全盛期 という の は とにかく アメリカ
30:20 が 圧倒的 な 経済 力 軍事 力 を 持ち 文化 的 な 影響 力 を 持ち という 強く 豊か な アメリカ という 時代 です ね です から この 時代 に 育っ た 人 たち は アメリカ という もの は 強く なけれ ば いけ ない とか 豊か で なけれ ば いけ ない という です ね ある 種 の 考え を 持っ て いる と 言っ て いい と 思い ます ちなみに 1960 年 の アメリカ の GDP は なんと 世界 の 40 % を 占め て い まし た 。 今 は 大体 世界 の 4 分の 1 、 25 、 6 % といった ところ です 。 当時 、 1960 年代 の 白人 層 、 白人 中流 層 と 呼ば れる 人 たち は 、 一つ の 経済 的 な 達成 の 証 が あり まし た 。 それ は
31:05 郊外 に 一戸建て の 家 、 これ 芝生 の 広い 岩 代わり という 家 です よ ね 。 そして 自家用車 を 持ち 。 当時 やっぱり 自家用車 は 非常 に 便利 で ある だけ じゃ なく て ステータ スシンポル で も あり まし た 。 そして 子ども を 大学 に 進学 さ せる 。 1960 年代 以降 アメリカ で は 教育 投資 という の は 非常 に 活発 に なっ て 大学 に 進学 する という の は 当たり前 に なり まし た 。 これ が 白人 中流 村 の 姿 だっ た ん です けども 残念 ながら 今 この 白人 中流 層 という の は 非常 に 細っ て い ます よ ね 。 やはり 貧困 化 し た 仕事 、 失業 し て いる 、 あるいは 高齢 化 し た けれども 、 もう 保証 も なく て 豊か さ が ない
31:51 とか 、 車 を 持つ こと すら でき ない といった こと です よ ね 。 こう いっ た アメリカ の 、 豊か さ が 失わ れ て いっ た つまり 衰退 が 始まっ た の は 1965 年 から 73 年 の 間 に 起き た ベトナム 戦争 へ の 介入 です つまり 戦争 他 の 国 で 起き て いる こと に アメリカ が 介入 する と アメリカ の 豊か さ が 失わ れ て いく これ が アメリカ 人 の 一定 年齢 以上 の 人 たち が 感じ て いる こと その 一つ の 例 が ベトナム 戦争 で ある という こと な ん です ね トランプ 大統領 は もともと 戦争 に 介入 し たく ない です から ロシア が ウクライナ に 侵略 し た とき 最初 トランプ 大統領 は 積極
32:37 的 に 介入 しよ う という こと を 言い ませ ん でし た なぜ なら ば これ は その 時 は もちろん トランプ 大統領 で は なかっ た ん です けども 前 の バイデン 大統領 でし た けれども バイデン 大統領 から トランプ さん に 変わっ た 後 も トランプ さん は ウクライナ に対して は 非常 に 冷淡 な 考え方 を 持っ て い まし た これ やはり 戦争 に 介入 する と ベトナム 戦争 の 泥沼 の よう に アメリカ が 一方 的 に 経済 的 な 損失 を 出し て しまう という こと で 本来 なら 戦争 に 介入 し ない という 考え方 が トランプ さん そして それ は トランプ 支持 派 の マガメイ クアメリ カグレー トアゲイン の 人 たち の 共通 し た 考え方 だっ た わけ です けども 今回 今 進ん で いる イラン へ の 軍事 会 イラン
33:22 絵 の 攻撃 という の は まさに これ に 反する 考え方 です よ ね そこ に 今 の トランプ さん の 矛盾 が 生じ て い ます さて 皆さん は 映画 好き でしょ う か 私 は 映画 が 好き で よく 見 ます し 今 でも Amazon プライブ とか Netf lix とか そういう もの で 昔 の 映画 を 見 たり し て い ます 映画 という の は 非常 に 文化 的 な 産物 です けれども 時代 を 表す 時 に その 時代 の 経済 状況 を 映し出す という の が あり ます です から 映画 を通じて 世界 の 動き とか ある 国 の ある 時代 の 雰囲気 を 知る という こと が できる と 思い ます
34:08 です から この 講義 で も 時々 映画 の 話 を する という こと に なり ます まず 今日 紹介 し たい の は アメリカ ングラフ ィティ という 映画 です よ ね ちょっと 古い 映画 な ので 皆さん 見 た こと が ない かも しれ ませ ん けれども アメリカ の 黄金 期 ゴールデ ンシクス ティーズ を 代表 する 当時 の アメリカ の 様子 が 伺える 映画 の 一つ です これ は 実は 公開 さ れ た の は 1973 年 で 皆さん も 知っ て いる ジョージ ・ ルーカス です ね スターウ ォーズ を 作っ た ジョージ ・ ルーカス が 監督 を し た 映画 です この 写真 を 見 たら わかり ます が 本当に 華やか な アメリカ
34:53 の 青春 が 描か れ て いる 舞台 が カリフォ ルニア という こと も あっ て 一層 アメリカ ら し さ が 現れ て いる と 思い ます これ 写真 すべて 3 枚 とも 車 が 映し出さ れ て い ます よ ね つまり 当時 やっぱり アメリカ の 豊か さ の 象徴 は 車 だっ た わけ です から 車 を 持ち たい とか その 車 も 非常 に 大きな 車 です 豪華 な 一見 派手 しく 豪華 な 車 という の は 好ま れ た それ が アメリカ の ゴールデ ンシック スティーズ 黄金 の 60 年代 という こと です よ ね この 雰囲気 を 皆さん ちょっと 見 て おい て ください ちなみに この 3 番目 に つけ て いる この 右 下 の 写真 です ね これ 皆さん 誰 か 分かり ます か
35:39 もしか し たら 皆さん あんまり この 俳優 に 関心 が なかっ た かも しれ ませ ん けれども あの インディー ジョーンズ とか に 出 て い た もちろん スターウ ォーズ に も 出 て い まし た けど ハリソン フォード です よ ね インディー ジョーンズ とか スターウ ォーズ に も 出 て い た ハリソン フォード が この 人 です です から 若い 時 に は こういう 映画 に も 出 て い た という こと です ね これ が まさに アメリカ の 前 世紀 の 様子 で トランプ さん が 理想 と する アメリカ って 実は これ だっ た という こと な ん です よ ね 1962 年 と いう と トランプ さん が 16 歳 です から 、 まさに この 青春 の 多感 な 時期 を アメリカ ングラフティ みたい な 空気 の 中 で 育っ て いる という こと
36:24 です よ ね 。 一旦 もう 一つ 映画 を 紹介 し たい と 思い ます 。 これ は グラントリノ という 映画 で 2008 年 に 公開 さ れ た 映画 です 。 もう すでに 公開 から 18 年 も 経っ て ます から ちょっと 古い 映画 で 皆さん あまり 知ら ない かも しれ ませ ん けれども もともと 俳優 だっ た クリント ・ イースト ウッド が 監督 し 主演 し て いる 映画 です とても どういう ん でしょ う か ね 今 の アメリカ の 2008 年 当時 の アメリカ の 問題 を 明確 に 示し た アメリカ 社会 の 構造 問題 みたい な の が 伺える 映画 です 。 この 映画 も アメリカ ングラフ ィティ とともに 皆さん に は ご 勧め し ます 。 どこ か
37:10 で 探せ ば 必ず 見つかる 映画 です 。 この 映画 の ポイント は 何かと いう と 、 この 主演 の クリント ・ イースト ウッド 、 この 左側 の 写真 に 立っ て いる 老人 です よ ね 。 彼 は もともと 、 設定 は フォード の 工場 で 働い て い た 工場 労働 者 かつて の 白人 中流 層 の 代表 です 実際 彼 は かつて は 子 建て の 家 に 住み この 下 の 写真 の グラントリノ という この フォード の 名車 と 呼ば れる 車 です ね これ を 買っ て そして 子ども たち を 大学 に 送り出し た ん だ けれども 今 で は 孤独 の 一人暮らし に なっ て いる
37:55 という こと な ん です ね まさに 古き 良き アメリカ の 白人 中流 層 だっ た この 主人公 が 孤独 と 孤立 の 中 に あっ た しかし その 周辺 に は 実は アジア 系 移民 が たくさん 増え て い て その 隣人 たち と 時に 対立 し たり そして 和解 し ながら 暮らし て いっ て という 話 な ん です けれども 最後 は かなり 衝撃 的 です けれども アジア 系 ギャング と の 衝突 といった こと も 起き ます この トリノグ ラントリノ という の は 映画 で 使わ れ た 車 です けれども これ は まさに 68 年 を ゴールデ ンシック スティーズ に 登場 し た ホード の スポーツ セダン で
38:41 まさに アメリカ の 豊か さ を 象徴 する よう な 自動車 と 言っ て いい と 思い ます これ は 72 年 の に 作ら れ て いる グラントリノ が 映画 の 中 で 扱わ れ て い まし た けれども 当時 は まだ アメリカ の 自動車 産業 が 前 世紀 で 73 年 以降 つまり 後 で お話 し ます けど 第 一 次 石油 危機 が 起き て 石油 価格 が 高騰 し て アメリカ の 車 の よう に ガソリン を 大量 消費 する 車 が 嫌わ れ て 効率 の 良い 燃費 の 良い 日本 車 が 売れる よう に なっ た アメリカ の 市場 で も トヨタ ・ ホンダ ・ 日産 といった 日本 車 が 市場 を 接見 し て
39:27 アメリカ の 自動車 産業 を 衰退 し て いく その 前 の 世代 の 車 といった ん です ね この グラント リオン という 映画 に 映し出さ れる の は まさに 白人 中流 層 が 没落 し て いく アメリカ の 産業 が 没落 し て いく そして 代わり に アメリカ の 中 に たくさん の アジア 系 民 が 入っ て き て 白人 と 対立 し て い たり 時 に は 強調 し て いく そういう 時代 を 映し て いる という こと です この 日本 の 映画 も し 機会 が あっ たら ぜひ 見 て ください アメリカ を 知る 上 で 非常 に 参考 に なる と 思い ます さて こう いっ た アメリカ の ゴールデ ンシクス ティーズ を 生き て その を 理想 と する トランプ 大統領 が 今
40:12 世界 を 混乱 さ せ て いる わけ です けども その トランプ さん が 出 て くる 前 に 世界 に 進ん だ こと という の は 何 と いっ て も グローバ リゼーション という こと です これ 自身 は 皆さん も もう すでに いろんな こと を 知っ たり 聞い たり し て いる と 思う ん です けども 1990 年代 の 初め に 始まっ た こと です ただ 多く の グローバ リゼーション 論 者 が 分かっ て い ない の は グローバ リゼーション に は その 前 段階 その 準備 段階 として 世界 の 金融 の 変化 が あっ た という こと です ね 主 に 為替 日本 ドルタ とか ユーロ 、 イギリス の ポンドド とか スイスフ ランド とか
40:59 ドイツ の マルク とか 、 そういった 主要 通貨 の 間 で の 大きな 転換 、 構造 転換 が 起き た という 事件 が あり まし た 。 それ が 皆さん 聞い た こと が ない と 思う ん です けど プラザ 合意 と 呼ば れる ので 世界 の 経済 にとって も 日本 の 経済 にとって は ものすごく 衝撃 的 な 出来事 でし た これ は 何かと いう と です ね ちょうど 昨日 も ニューヨーク で 開か れ て い まし た けども 財務省 と 主要 国 これ は 今 言う と G 7 当時 は G 5 と 呼ば れ て い まし た けれども 財務省 つまり 日本 で 言う と 財務 大臣 片山 さつき さん です よ ね 今 は 中 銀 これ は 日本 で 言う と 日本 銀行 です けど 今 で 言う と 上田 総裁 です よ ね この
41:44 財務省 や 中 銀 総裁 が 出 て いろんな グローバル な 経済 問題 を 話し合っ て 為替 の 調整 だ とか インフレ 抑制 の ため の 対策 とか いろんな こと を 話し合う そういう 会議 が 主要 国 財務省 中 銀 総裁 会議 です 大体 これ 3 ヶ月 に 1 回 ぐらい 行わ れ て いる という こと な ん です けども この 85 年 の 9 月 皆さん が 生まれる はるか 前 です けれども 、 この 時 に 起き た こと って 何 か と いう と です ね 、 当時 円 安 ドル 高 が 進ん で い まし た 。 今 円 安 だ円 安 だって 言わ れ て ます よ ね 。 1 ドル 158 円 とか 159 円 。 でも 85 年 の 9 月 、 つまり その 前 の 8
42:30 月 ぐらい まで いくら だっ た か と いう と 、 1 ドル が 260 円 70 円 。 といった 円 安 だっ た わけ です 。 もちろん それ 以前 は もっと 円 安 でし た 。 360 円 の 時代 も あり まし た 。 それ が 転換 し た の が この プラザ 合意 で あっ て 、 その後 急激 な 円 高 が 進ん で 、 1 年 半 後 に は 大体 半分 、 つまり 1 ドル 130 円 ぐらい まで 円 高 が 進み まし た 。 つまり 円 の 価値 が 2 倍 に なっ た わけ です よ ね 。 その後 2005 年 に 最 高値 と 呼ば れる 1 ドル 79 円 の ところ まで 行き まし た 。 皆さん は 全く 記憶 に ない と 思う ん です けども 、 一時 は 円 は 1
43:15 ドル 79 円 まで 円 高い が 済み まし た 。 です から 今 の 2 倍 という こと です よ ね 。 です から それ から 見る と 円 の 価値 は 半分 に 下落 し て しまっ た という こと な ん です ね 。 ですから 昔 79 年 の 時 に 日本人 が 海外 に 行っ たら 何 でも 物 が 安く 買え た という 印象 が あり まし た 。 ホテル に 泊まっ て も レストラン で 食事 を し て も 物 を 買っ て も ブランド 品 を 買っ て も 円 高 だっ た ため に ものすごく 安く 感じ た 。 そういう 時代 が かつて あり まし た 。 円 高 へ 移っ た の が プラザ 合意 という 時代 でし た 。 この プラザ 合意 まで に 世界 が
44:00 起き た こと ちょっと これ を 話す と やや 長く なっ て 退屈 する と 思い ます が 第 二 次 世界 大戦 が 終わっ た 1945 年 それ から 40 年間 つまり プラザ 合意 の 85 年 まで の 40 年間 という の は 実は 先進 国 が 豊か さ を 取り戻し て いく どんどん 豊か に なる 時代 だっ た と 言っ て いい と 思い ます アメリカ の 前 世紀 1960 年 アメリカ の GDP は 世界 の 40 % それ 以前 は 一時 は 50 % を 占め て い まし た そして 1950 年 から 73 年 の 平均 成長 率 で いう と ヨーロッパ は 4 . 6 % 日本 は なんと 10 % 二 桁 の 伸び でし た アメリカ
44:46 も 4 % の 成長 を し て い まし た つまり 先進 国 が 戦後 の 復興 から 豊か さ を 取り戻し て いく そういう 時代 だっ た わけ です ね 一方 、 1985 年 から 2025 年 まで の 40 年間 は 、 先進 国 が 衰退 し 、 途上 国 、 進行 国 が 豊か に なる 時代 が 来 まし た 。 この きっかけ は さっき 言っ た プラザ 合意 です 。 つまり 円 高 に どんどん 進ん で いっ た わけ です から 、 円 高 が 進む と 何 が 起きる か と いう と 、 日本 の 中 で 工場 で 物 を 作っ て 輸出 し て い た 人 たち は 、 いきなり 海外 で 売る とき に
45:32 日本 から 輸出 し た ものの 値段 が 2 倍 に なる わけ です から 海外 マーケット で 売れ なく なり ます 日本 で 作っ て い たら もう 為替 の 影響 で 経営 が 成り立た ない という こと で 慌て て 工場 を 海外 に 移し まし た 当時 で いう と 主 に アセアン 東南 ジャ 諸国 連合 タイ だ とか インドネシア だ とか マレーシア とか フィリピン とか こう いっ た 国 に です ね 工場 を 移し て そこ から アメリカ ヨーロッパ に 移 すると 円 が 高く て も アセアン から 移 すれ ば アセアン の 通貨 と ドル や ヨーロッパ の 通貨 です から 安く 輸出 でき た という こと な ん です ね 結果 的 に 工場 が どんどん 日本 から 抜け て いく これ は 単に
46:17 日本 から 工場 が 抜ける だけ で は なく て 、 他 の 国 も 日本 が やっ た こと を 真似 し た わけ です 。 つまり 自分 の 国 で 作る より も アジア の 国 に 工場 を 移し た 方 が コスト が 下がる 。 人件 費 が 安い です し 、 土地 の 値段 も 安い です 。 です から 、 土地 の 国 に 工場 を 移し た 方 が 有利 だ という ふう に 企業 が 考え 始め た 。 その 時代 が きっかけ が この プラザ 合意 だっ た わけ です 。 結果 を 見る と 歴然と し て い ます 。 1990 年 以降 、 2020 年 まで の 平均 成長 率 で 見る と 、 中国 は なんと 9 . 5 % でし た 。 そして アセアン は 5 %。 その間 、 日本 は 0 . 8 %、 EU は
47:03 1 . 6 %、 アメリカ は 2 . 5 % でし た 。 つまり 成長 の 重心 は 先進 国 から 途上 国 、 新興 国 に 完全 に 移っ て しまっ た わけ です 。 私 は 1997 年 から 2000 年 まで 中国 の 北京 に 駐在 し て い まし た 。 当時 やはり 中国 の 経済 が 急激 に 成長 し て いく 段階 、 日本 の 企業 や アメリカ の 企業 が どんどん 中国 に 進出 し て 工場 を 建設 する という 話 ばかり が 出 て い た 時代 でし た 。 これ が プラザ 合意 が 起き て 、 それ が 後 の グローバ リゼーション を 準備 し た という 話 です 。 さて 、 ここ で また 映画 の 話 を し たい と 思い ます 皆さん クリスマス シーズン に なる と 毎年 テレビ で 何
47:49 週間 にわたって ホームア ローン という 映画 を 放映 する こと が 例年 の 周 年 行事 みたい に なっ て い ます ホームア ローン という 映画 自身 は ファミリー コメディ で とても 面白い ん です けど ホームア ローン 2 という の が あり ます これ は クリスマス に です ね 、 ケビン という 主人公 が 家 の 中 に 取り残さ れ て 、 家族 は みんな パリ に 遊び に 行っ て しまっ た 。 子供 が 多い ので 、 父親 も 母親 も ケビン が 取り残さ れ た こと に 気づか ず に 空港 に 行っ て 飛行機 に 乗っ た ところ で 気がつい た という 話 な ん です ね 。 ケビン は どう し た
48:34 か と いう と です ね 、 もう 一 人 で 部屋 に いる の も 嫌 な ので ホテル に 泊まろ う と 。 父親 から くすね て い た クレジッ トカード と コアイ ロ を 使っ て ホテル を 予約 し て ホテル に チェックイン し た ん です ね 。 その 泊まっ た ホテル が なんと プラザ ホテル でし た 。 先 ほど の プラザ 合意 は 実は ニューヨーク の 中心 部 に ある プラザ ホテル という ところ が 会場 に なっ た ので 、 今日 歴史 的 に プラザ 合意 という ふう に 言わ れ て い ます けれども 、 その プラザ ホテル です けど 、 持ち主 は 誰 だっ た か と いっ たら 、 トランプ 大統領 でし た ホーム アロン 2 の ロケ で この プラザ ホテル を 使い たい と 言っ た
49:19 時 に です ね これ 右側 が 皆さん 若き 日 の トランプ 大統領 です ね トランプ 大統領 の 条件 は 俺 を 出演 さ せ て くれ たら 使っ て も いい よ という こと だっ た ん です です から この ケビン が 泊まる プラザ ホテル で 撮影 でき た の は この 1 場面 を 用意 し た から です これ は ケビン 、 この 左側 の 主人公 が この プラザ ホテル に 入っ て 行っ た 時 に 、 おじさん と すれ違っ て 、 トランプ おじさん と すれ違っ て 、 トランプ おじさん に ロビー は どこ です か 、 フロント は どこ です か って 聞い た の か な 、 そういう 質問 を する 場面 です 。 という 話 で これ 全く プラザ 合意 と は 無関係 な 話 です けど かつて
50:04 トランプ 大統領 の 所有 だっ た 今 は もちろん 売却 さ れ た 他 の 所有 者 に 移り まし た けれども プラザ ホテル と トランプ 大統領 は 因縁 が ある 関係 が ある という 話 な ん です ね それ も 映画 の 一つ の 場面 で 現れ て いる という こと です さて その プラザ 合意 が グローバ リゼーション の 前提 に なっ た という こと な ん です けども グローバ リゼーション 1990 年代 初頭 に 始まっ た と 言わ れ ます グローバ リゼーション という 言葉 の 意味 皆さん は 国際 化 と いう と インター ナショナ ライゼー ション という 言葉 を まず 思い 浮かぶ かも しれ ませ ん けれども
50:50 よく 考え て みる と インター ナショナ ライゼー ション という の は インター ナショナ ルインタ ーネーション から 来 て ます よ ね つまり 国 と の 関係 という こと です よ ね もちろん 二 国 間 が 多数 に なっ て いけ ば 国際 化 という こと な ん です けど 本来 なら ば 一つ の 国 と 他 の 国 と の 関係 を 結ん で いく それ が 国際 化 の 第一歩 で それ を 蓄積 し て いく と 国際 化 に なる ん です けど グローバル 化 って もう少し 大きな 枠組み の 言葉 です よ ね 最初 から 二 国 間 関係 で は なく て 世界 全体 で 一斉 に 起きる 出来事 イベント という の を 想定 し て いる から グローバ リゼーション という 言葉 が 別途 ある わけ です
51:35 グローバ リゼーション 1990 年代 の 初頭 に 始まり まし た これ 皆さん は 歴史 の 教科書 で あるいは 高校 3 年 ぐらい で 学ぶ ので 歴史 の 教科書 で も 後ろ の 方 です から もう 習っ て い ない かも しれ ませ ん けれども 昔 ソ連 という 国 、 現在 の ロシア の 前 の 国 です よ ね 、 前身 ソ連邦 が あっ て 、 ソ連邦 は 社会 主義 国家 で 、 アメリカ と ずっと 長年 対立 し て い まし た 。 第 二 次 世界 大戦 が 終わっ た 1945 年 の 段階 に もう すでに ソ連 は あっ た わけ です 。 その 第 二 次 世界 大戦 が 終わっ たら 、 共通 の 敵 で ある ドイツ とか 日本 とか イタリア が い なく なっ た わけ です から 、
52:20 アメリカ と ソ連 の 対立 が 激化 し まし た 。 で その 中 で 生まれ た 言葉 が 冷戦 という こと です よ ね 本当に ドン パチ やる 戦争 は 熱戦 ホットウォー と 言い ます よ ね ところが ドン パチ 実際 の 戦闘 行為 は ない ん だ けど お互い が 冷却 化 し て 対立 し て お互い を できるだけ 潰そ う と する 動き これ は コールド ウォー と 言い ます よ ね まさに 冷戦 です アメリカ と ソ連 の 関係 は 実際 の 戦争 は 起き なかっ た けれども 戦争 一 歩 手前 に なっ たり あるいは 他 の 部分 で 科学 技術 だ とか 経済 だ とか 文化 だ とか あるいは 外交 だ とか そういった 部分 で 冷たい 戦争 を 続け て
53:05 き た という の が 冷戦 です ほぼ 1945 年 から 1990 年代 まで 50 年 ぐらい 続い た わけ です よ ね 冷戦 が 崩壊 し て という の は つまり ソ連 が 消え て しまっ た ソ連 が 国家 破綻 し て 潰れ て ソ連邦 が 崩壊 し て その 中 から 生まれ た の が ロシア で あり かつて ソ連 の 中 に あっ た 国々 カザフスタン だ とか ウクライナ だ とか ベラルーシ だ とか グルジア 今 で いう と ジョージア です よ ね そういった 国 が バラバラ に 分裂 し て でき て いっ た の が 新しい 国 です ロシア は 旧 ソ連 の 一部 かなり 大きい 一部 です けれども 一部 だっ た 国 そして
53:51 ウクライナ も かつて は ソ連 で ロシア と 同じ 一つ の 国 だっ た わけ です けど それ が 終わっ た 後 今 は 戦争 状態 に なる わけ です ね その 冷戦 が 崩壊 し た の が 1990 年代 の 初頭 でし た ちょうど 私 は 当時 イギリス の ロンドン に 駐在 し て い まし て この 冷戦 が 崩壊 する プロセス という の を 間近 に 見 た と いう か です ね 当時 ソ連 の モスクワ に 出張 し たり 東 ヨーロッパ の 国 が どんどん 民主 化 し て 政権 が 崩壊 し て いく プロセス を 現地 で 取材 し たり し て い まし た です から この 冷戦崩壊 という の は 私 にとって は ジャーナ リスト を し て い た 時 の 非常 に 貴重 な 記憶 な ん です けれども
54:36 まさに 体制 が 壊れる という の は あっけない もの です ものすごく 強力 な 体制 に 思え た もの が あっけらかん と わずか 数 ヶ月 で 倒れ て しまう あるいは 数 日 で 倒れ て しまう という の が 起きる ん だ な と いう の を 私 は よく 分かり まし た です から 今 皆さん が 見 て いる 世界 も 実は 脆弱 な 基盤 の 上 に 立っ て い て 何 か の 変化 が あっとい う間に 起き て しまう こと だって あり 得る という こと です さて この グロバリ ゼーション が 起き て 何 が 起き た か と いう と です ね 付加 価値 の 低い 産業 を 途上 国 に 移転 しよ う という 動き が 生まれ まし た さっき プラザ 合意 の ところ で 日本 は 円 高 が 進ん だ ため に 日本 の 国内 で 生産 する と コスト 高 で とても
55:21 じゃ ない けど 輸出 でき ない という こと で 東南アジア の 国 に 生産 拠点 を 移し まし た 。 それ を 見 た 他 の アメリカ とか ヨーロッパ の 企業 は そう か 日本 が 得る よう に 東南アジア に 拠点 を 移す と コスト が 下がる ん だ な と いう こと に 気がつい た わけ です 。 特に また ヨーロッパ の 企業 に し て みる と ソ連 が 崩壊 し て 東 ヨーロッパ の 国 も 社会 主義 権 から 市場 経済 だ とか 自由 民主 主義 の 国家 に 変わっ て き た ため に そこ に 工場 を 移転 する こと が できる よう に なっ た わけ です から そういった 大きな 流れ の 中 で 工場 が 途上 国
56:06 に 移転 する という 動き が グローバル 世界 全体 で 同時 平行 的 に 起き まし た これ が まさに グローバ リゼーション の 発端 一 側面 という こと です ね 結果 的 に 言う と 付加 価値 の 低い 産業 を 受け入れ た 途上 国 は 工場 が でき ます から 雇用 先 つまり 働く 場所 が 生まれ て 働い た 場所 から 作っ た もの が 輸出 さ れ て 貿易 黒字 が たまり という こと で 経済 が 成長 する よう に なり まし た その 経済 は 経済 成長 に 伴っ て どんどん 豊か に なっ て いっ た という 流れ です よ ね 。 その 代表 例 が 中国 だっ た という こと です 。 一方 、 先進 国 の 産業 は どんどん 衰退 し まし た 。 特に 日本 の 衰退 は 激しかっ
56:52 た です 。 一番 最初 に プラザ 合意 によって 円 高 で 製造 業 の 海外 流出 、 産業 空洞 化 が 起き た ため に 、 日本 は 長い 低迷 期 に 、 それ が 失わ れ た 30 年 とか もう すでに 30 年 は これ で プラスア レファ と 言わ れ て い ます よ ね 一方 アメリカ の 方 も 今 トランプ さん が 焦っ て いる よう に 1960 年代 に あれ だけ 豊か だっ た アメリカ が どんどん 衰退 し て 白人 中流 層 が どんどん 貧しく なっ た これ を 修正 し なけれ ば いけ ない という の が 今 起き て いる こと です 一方 中国 は 世界 の 強国 に なり まし た 世界中 の 企業 の 向上
57:37 を 受け入れ どんどん 生産 拡大 し 豊か に なり そして 経済 大国 に なり その 経済 力 を 使っ て 軍事 力 を 強化 し て 外交 力 を 強化 し て という こと です よ ね 今 アメリカ の ライバル に なっ て いる アメリカ は 中国 を 脅威 あるいは 仮想 的中 国 と の 間 で 戦争 が 起きる という こと も 想定 し て 備え て いる という こと です こう いっ た 中 で トランプ さん が きっかけ と なっ て 先進 国 に 工場 を 回帰 さ せよ う つまり 戻そ う という 動き が 生まれ て い ます これ が 新しい 動き だ という こと です ね ここ で
58:23 レスポン の 真ん中 の 3 桁 を 言い ます 540540 です 少し 長く なっ て しまい ます が この 先進 国 に 逆襲 する 途上 国 という の は つまり 先 ほど の 戦後 の 長い 先進 国 が 豊か に なっ て いく 豊か さ を 取り戻す プロセス の 中 で 起き た こと が 一つ あり ます それ は 石油 危機 という もの です 石油 危機 という の は 中東 三 位 国 が アメリカ や ヨーロッパ の オイル メジャー と 呼ば れる 巨大 石油 エネルギー 企業 に 支配 さ
59:08 れ て い た 原油 を 自分 たち の 手 に 取り戻し て そして 自分 たち 適正 価格 に 引き上げよ う という 動き でし た これ は 別途 お話 し ます ので 別 の 機会 に 聞い て ください そして もう 一つ 1992 年 に 環境 と 開発 に関する 国連 会議 通称 地球 サミット という の が 行わ れ まし た これ は 何かと いう と 今 まさに 皆さん が SDGs だ とか ESG だ とか 聞い て いる 地球 環境 問題 に対する 初めて の グローバル な 取り組み です 持続 可能 な 開発 が 必要 だ と 勝手 に 開発 し て 地球 環境 を 破壊 する よう な こと は ダメ だ と 持続 的 で
59:53 なけれ ば いけ ない この サステナ ブルディ ベロップ メント という の が SDGs の 語源 に なっ て い ます よ ね サステナ ブルディ ベロップ メントゴ ールズ が SDGs です から それ に 付随 し て 気候 変動 枠組み 条約 が 生まれ て そこ で 地球 温暖 化 対策 が いろいろ 検討 さ れ て 今 脱 炭素 カーボン ゼロ カーボン に 向かっ て カーボン ニュート ラルゼロ カーボン に 向かっ て 進み 始め て いる ただ 状況 として は トランプ さん は 脱 炭素 が 大嫌い で 石油 とか 天然 ガス を もっと 掘っ て 使え と 言っ て いる ので 、 今 環境 問題 、 地球 温暖 化 対策 が 今 頓挫 し て いる 、 停滞 し て いる という の が 現状 です 。 これ が 一つ
1:00:39 大きな 動き として 歴史 に あり まし た 。 さて 、 最初 の 産業 政策 と 産業 構造 の 第 一 回 です から 、 産業 と は 何 か という ところ も 基本 的 な お話 を し て おき たい と 思い ます 。 産業 という の は 、 付加 価値 を 生み出す なりわい の こと を 意味 し ます 。 で 冒頭 申し上げ まし た けれども 物 を 作る という こと が 多い ん です けど を 指す こと が 多い ん です けれども サービス 産業 という の も あり ます 金融 も その 中 に 含ま れ ます で 皆さん が 小学校 以来 習っ て いる と 思い ます けど 第 一 次 産業 第 二 次 産業 第 三 次 産業 という ふう に 産業 分類 が あり ます 第 一 次 産業 って 皆さん 何 か 知っ て ます か これ は 自然 界 に ある もの を 収穫 し たり 栽培 養殖 する つまり 農林 水産 業
1:01:24 の こと を 言い ます 自然 界 に ある もの を 収穫 する 自然 界 を 使っ て 生産 する という の が 農林 水産 業 第 一 次 産業 です 第 二 次 産業 という の は そういった 第 一 次 産業 から 得 られ た もの を 使っ て 別 の 形 に し て いく 別 の 製品 に し て いく という こと です ね 例えば 鉱山 から 掘り出し た 石炭 を エネルギー に する とか 鉄鉱 石 を 集め 鉄 に 加工 する これ は 製鉄 の プロセス が 必要 です よ ね 鉱 炉 とか あと は 石油 から 作る 樹脂 石油 化学 製品 今 まさに イラン 危機 の 中 で ナフサ が 不足 し て そして 樹脂 製品 が 作れ ない とか フィルム が 作れ ない とか
1:02:09 あるいは メディカル の 製品 が 作れ ない とか いろんな こと が 起き て い ます まず 天然 資源 を 加工 し て 製品 に する プロセス が 第 二 次 産業 という こと です 。 もちろん その 中 に は 自動車 とか スマート フォン とか カラー テレビ だ とか パソコン だ とか 、 非常 に ICT とか あるいは 非常 に 複雑 で 高度 な もの も 含ま れ ます 。 第 三 次 産業 という の は 第 一 次 産業 で 生まれ た もの を 流通 さ せ サービス として 提供 し て いく もの という こと です ね 。 この 場合 は やはり 形 の ない もの という こと が 特徴 です 何 か 実際 に ある もの を 加工 する とか
1:02:54 転換 する という こと で は なく て 形 の ない もの です ね 物 を 運ぶ とか 物 を 売る という ところ あるいは 宣伝 を する とか そういう 形 の ない ものの 提供 です から これ は サービス を 指し ます 第 三 次 産業 は よく サービス 産業 という ふう な 言い換え も さ れ て い ます さて ここ から が 重要 な ん です けれども 人類 の 進化 と 産業 の 段階 的 な 発展 という の を 考え て みる と 要素 として この 5 つ を 挙げ て い ます 空間 基盤 生産 地盤 上 の ところ です ね 空間 基盤 生産 物 段階 これ は つまり 第 一 次第 二 次第 三 次 という こと です ね あと 生産 に 必要 な 要素
1:03:39 生産 要素 この 一つ の もの で ちょっと 人類 の 歴史 を 振り返る と 人類 が 生まれ て 最初 は 収穫 する だけ で 自分 たち で もの を 作る こと は なかっ た わけ です けれども 農村 という ところ に 定着 し 農地 という もの を 作り出し 農地 を 基盤 に 食料 を 作る 米 を 作っ たり 小麦 を 作っ たり トウモロコシ を 作っ たり そういった こと です よ ね これ が 第 一 段階 第 一 次 産業 な わけ です そこで 必要 な 生産 要素 って 雨 が 降る とか 日照 が ある だ とか あるいは 豊か な 土壌 が ある か これ が 生産 要素 です これ が 最初 の 第 一 次 産業 です 第 二 次 産業 という の は 農村 に い た 人 たち あるいは
1:04:24 農村 そのもの が 工業 自体 に 変わっ て くる 基盤 と なる の は 工場 です 作り出す もの は 製品 です そして これ を 第 二 次 産業 と 私 たち は 呼ん で い ます そこ に 必要 な もの は 生産 要素 として は 資源 、 つまり 原料 です よ ね 。 鉄 を 作る に は 鉄鉱 石 が 必要 だ 。 あるいは 家具 を 作る に は 木 が 必要 だ とか 木材 が 必要 だ とかいう こと です よ ね 。 設備 という の は 加工 する 設備 、 旋盤 だ とか 加工 の 様々 な 機械 が 必要 だ 。 今 で いう と まさに 高度 な 工作 機械 なんか も これ に 入り ます 。 さらに 工業 地帯 から 人
1:05:11 が 集中 し て 住む 都市 に 移っ て いっ た 。 あるいは 工業 地帯 様 が 都市 に 転換 し た 。 そこで 都市 の 中 で 必要 な 基盤 という の は オフィス です よ ね 。 働く 場所 。 ここ で は 物 を 作っ て いる わけ で は ない ん です けれども 、 生み出し て いる の は サービス です 。 いろんな コンテンツ を 考え たり 、 あるいは 人 に 提供 する ため の 方法 とか 、 効率 的 な 、 提供 の 仕方 とか 人 を 満足 さ せる いわゆる カスタマ ーサティ スファク ション と 呼ば れる よう な 顧客 を 満足 さ せる よう な こと を 考える これ サービス 産業 第 三 次 産業 です 第 三 次 産業 にとって 何 が 一番 重要 な 生産 要素 か と いえ ば これ は 明らか に 人材 です
1:05:56 設備 とか 天候 で は ない です よ ね 人材 です 人 が 考えつい て 人 が 人 に 接し て 人 を 満足 さ せる これ が 人材 が 生産 要素 です ここ まで は 皆さん が よく 知っ て いる 世界 です 。 しかし 今 起き て いる こと って やはり 新しい 産業 革命 です よ ね 。 今 中心 に なっ て いる の は サイバー 空間 です 。 これ は ネット で あっ たり し ます よ ね 。 ネット という 基盤 です 。 そして そこ で 生み出さ れ て いる もの は コンテンツ です それ は もちろん 音楽 とか 動画 も あり ます けれども それ 以外 に ソフトウェア や パソコン を 動かす ため の システム あるいは スマホ を 動かす ため の システム OS も そう です し さらに 今 で いう と AI です よ ね
1:06:41 それ 自身 も コンテンツ の 一つ に なり ます それ を 生み出し て いる もの を 何と 呼べ ば いい か 明らか に 第 一 次 何 次第 三 次 で は ない し これ を 次 の 第 四 次 と 呼ん で しまう と あまりに 陳腐 です よ ね 。 おそらく どこ まで 高度 化 し て いる か わから ない から N 字 化 し て いる 。 大 N 字 産業 という ふう に 呼ぶ 人 たち も い ます 。 その 生産 要素 は 何 と いっ て も ICT の ソフトウェア とか スキル だ とか 、 最近 で 言え ば AI そのもの が 生産 要素 に なっ て いる 。 こういう ふう に 人類 の 進化 と 産業 の 発展 という の は 進ん で き た という こと です ね 。 今日 は ここ まで に しよ う か と 思う ん です けれども
1:07:26 先 ほど の 空間 工業 自体 都市 サイバー 空間 こう いっ た 転換 の 中 で 起き て いる こと で 重要 な の は です ね この 4 つ の 産業 第 1 次第 2 次第 3 次 第 N 次 産業 は 相互 に 関連 し て いる という こと です よ ね つまり さっき 言っ た 農村 から 生まれ た もの を 売っ たり すれ ば 第 3 次 産業 に なり ます し 第 二 次 産業 は 第 一 次 産業 の もの を 加工 する 材料 として 使う という こと です ね 。 で 、 大 NG 産業 コンテンツ 、 ここ で 何 が 起き て いる か と いう と 、 やはり ICT で 生み出し た もの が 第 二 次 産業 の 効率 化 、 あるいは 第 三 次 産業 の 効率 化 に なり
1:08:12 ます 。 これ が DX と 呼ば れる デジタル トランス フォーメ ーション と 呼ば れ たり する か 、 生産 の 効率 化 とか オフィス ワーク の 効率 化 という の が 起き て い ます し 、 さらに 今 、 まさに 皆さん 今 起き て いる の は 、 目撃 し て いる の は AI を 使っ て 第 三 次 産業 が 効率 化 さ れ て いく 、 あるいは 第 二 次 産業 も 効率 化 さ れ て いく 、 場合 に よっ たら 第 一 次 産業 も AI によって 効率 化 さ れ て いく という こと です 。 つまり この 第 一 次 から 第 N 次 まで の もの は お互い に 、 相互 関係 を 持ち ながら そして より 高度 化 し て 付加 価値 を 高め て いく という プロセス に なっ て い ます こう やっ て 産業 が 高度 化 し て いく という こと な ん です ね 今日 は もう少し お話し しよ う か と 思っ た ん です けれども
1:08:57 時間 も 長く なっ て き た ので 今日 は とりあえず ここ まで に し たい と 思い ます それで 3 番目 です ね 第 3 番目 の レスポン の 3 桁 は 516 です 。 516 です 。 という こと で レスポン の 9 桁 、 皆さん 全部 聞き取り まし た でしょ う か 。 これ を レスポン で 答え て ください 。 という こと で 今日 は ここ まで で 終わり たい と 思い ます 。